Progect Management Professionalを取得しました。内容を忘れないようにPMBOK(Project Management Body Of Knowledge)について、概要をまとめました。あちこちから文章借用しています、ご了承ください。
13.終結プロセス群
13.1.プロジェクト(フェーズ)の公式な終結
プロジェクトのプロダクトの受入れを公式な署名とともに文書化し、将来参考にするためにプロジェクト記録とともに保管する。
- 付加:プロジェクトであったものが、定常業務に移行するプロジェクト。
- 欠乏:資源が供給されなくなり、要求事項を全て見たす前に欠乏状態となり、未完了のままとなるプロジェクト。
- 統合:資源が組織の他の分野や別のプロジェクトに割り当てられてる場合に、資源不足により終了するプロジェクト。
- 消滅:プロジェクトが完了して、ステークホルダに受け入れられたプロジェクト。
13.2.調達の終結
調達の条項を作成して処理を行う。また、調達監理文書や契約書に記載されている作業が正確に完了しているかどうかを確認する。
- 調達監査:調達計画から調達管理までの調達のプロセスを体系的にレビューすること。
- 交渉による和解:要素成果物、支払い、パフォーマンスに関する意見の相違により、裁判外紛争解決手続き(ADR)を使用すること。
13.3.ステークホルダの利害関係の調整
調達の条項を作成して処理を行う。また、調達監理文書や契約書に記載されている作業が正確に完了しているかどうかを確認する。
- ニーズの競合:ステークホルダのビジネスプロセスとニーズを理解したうえで、プロジェクト目標に基づいて、ステークホルダの要求事項について意思決定を行う。
- 制約条件とのバランス:課題は4つの制約条件(時間、コスト、品質、スコープ)に集中する。ステークホルダの都合で、優先度は変更される。
14.PMI倫理職務規定の順守
- 責任:個人では組織にとって好ましい判断を行う、誤りを認める、判断とその結果に対して責任を負う。一貫性の保証、(実行可能な)任務の引き受け、法規の順守、機密情報の秘匿
- 尊敬:プロフェッショナルとして、自分の都合や感情を抑えて、組織の指針を優先する。PMPの職務規定に違反する行為があった場合は報告する。文化の違いを認識し、「郷に入っては郷に従え」という認識で行動する。
- 公正:他人に対して、えこひいきや差別がないことや、利害の衝突のの回避や報告をすることや、意思決定プロセスに偏りを無くす。利害の衝突は、プロジェクトの利益より個人的利益を優先することである。ベンダーからの贈与については、その国の文化や職場の規定に従う。
- 誠実:プロジェクトの状況を正直に報告すること、経歴に虚偽がないこと、人を騙さないこと、虚偽の記述書を作成しないことを言う。