情報処理安全確保支援士とAFPについて、資格の更新をやめたわけ

2023/12/16

資格

IPAの情報処理安全確保支援士と日本FP協会のAFPについて、資格更新を中断し、認定者としての活動を終了しました。
どちらの資格も試験時には知識として有効だったのですが、実務に使用しないこともあり、だんだんとお荷物になってきていたので、思い切って断捨離しました。


どんな試験?

それぞれがどんな試験か、簡単におさらいしたいと思います。



何がダメだったか



情報処理安全確保支援

情報処理安全確保支援士は、とにかくコスパが悪いです。3年間で合計20万円以上の費用がかかるのですが、それに見合ったネームバリューを得られない現実があります。Security関連で仕事をしていらっしゃる方は、海外の資格やCiSCOの資格を持っていらっしゃいます。実務でこの資格が活躍する場面が少なかったです。ベンダーの資格のほうが最新の状態であることが多いことが原因の一つではないでしょうか。

AFP

AFPも、システムエンジニアとは、あまり相性が良くなかったです。金融系の知識としては利用価値は高いですが、業務には活かせませんでした。今度資格を取得するのなら、証券アナリストのほうがいいと思います。資格自体もできないことが多いので、行政書士や司法書士のほうが良いのではと思います。

まとめ

資格取得奨励金がもらえる、上位の職種に就くには高度情報処理試験の合格が必須、といった状況であれば、取得するための努力はしてもよいと思いますが、お客様の業務理解のため以外には資格の維持をする必要はない資格になってしまったと思いました。教科書に載っているようなことは、これからChatGPTをはじめとするAIが回答できるようになってくることが予想されますので、これからも選択と集中という形で進めていこうと思います。

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