PMP資格を手に入れて早9年。無事3回目の更新ができました。 本記事は大量のCPEを取得することができる方法の紹介になります。
結論から言うと、動画を見るにしても読書をするにしても、圧倒的にwww.projectmanagement.comを利用するのが良いと思います。今年はコロナの影響もあり、集合研修が軒並み実施してなかったですね。日本のオンライン研修もだいぶ安くなってきたので、IILよりもそちらが良いかも知れません。 本記事では最新のセミナー受講方法からCPE申請までの手順もまとめてみましたので、ご覧いただけると幸いです。
資格更新条件
認定された翌年から「3年間で60PDU(1PDU=60分)」の継続教育が必要となります。
- 教育 ⇒ 35PDU以上(PMI登録教育機関(R.E.P.)、PMI認定のスタディ・グループ、 自習は上限なし)
- 「リーダーシップ」 :8PDU以上
- 「テクニカル」 :8PDU以上
- 「ストラテジック&ビジネス」:8PDU以上
- ギブバック(実務) ⇒ 25PDUまで(PMI知財の新規開発など、ボランティア活動、PM実務は8PDUまで)
PDU取得
有料、無料研修の紹介となります。
格安教育機関
- NetLearning:約1000円/1PDU
- projectmanagement.com:139$/1000PDU
(PMI会費を支払うことで利用可能、非会員でも100タイトルは無料で利用可能)
無料教育機関
- PM PodCastによる自習:60PDU以上
(https://www.project-managementpodcast.com/pdu) - PM関連本の通読による自習:60PDU以上
(www.projectmanagement.com) - PM実務8PDUまで
- ISACA Webinar:時間数の制限なし(Webinars and Wirtual Conferences CPE quizzes are for members only. up to 36 free CPEs per year.Journal quizzes: Earn one CPE for each of six journals peryear-members only. 6 free CPEs per year.)
- ISACA専門教育活動と会議:時間数の制限なし(ISACA 東京支部支部の月例会に出席の場合は、12回×2CPE/年間)
- ISACAの理事会や委員会での業務(制限時間数:ISACA資格ごとに年間20時間)
- abitusによる研修:$20/2CPE(最大17講座)
projectmanagement.comについて
PDUを取得する際に動画を見るにしても読書をするにしても、圧倒的にwww.projectmanagement.comを利用するのが良いと思います。そのメリットと PDU取得について説明します。
メリット
- PMIのIDがあれば、自動的にSIGN INが実施される
- webinarを閲覧すると、自動的にPDU-CLAIMが実施される
- エビデンスを保管する必要がない。監査対象にはならない
- セミナー登録とPDU申請手順は以下の動画を参照のこと
セミナー受講方法からCPE申請までの手順
通常のPMIにおけるPDU申請手順
PMIのWebサイトの[Dashboard>Report]より、PDUを申請します。以下は[PDUs Work as a Practitioner]を選択した場合の入力例になります。 それほど面倒なことはないのですが、projectmanagement.comとこれが自動的に行われることになります。
まとめ
教育機関による無料PDUを取得することは難しくなってきた半面、読書による無制限の無料PDU取得やPMI管理下のPDU取得(申請やエビデンス管理不要)ができるようになりました。 会社に勤めるている方で、PMI年会費を会社に負担してもらえるなら、PMIによるe-learningが手間が掛からないと思います。 そうでない方は、読書(podcastは、新CCRに適用できる)と、NetLearningを併用するのが良いと思います。