60日で受かったPMP ~資格更新 2020年度版

2020/12/28

資格

PMP資格を手に入れて早9年。無事3回目の更新ができました。 本記事は大量のCPEを取得することができる方法の紹介になります。

結論から言うと、動画を見るにしても読書をするにしても、圧倒的にwww.projectmanagement.comを利用するのが良いと思います。今年はコロナの影響もあり、集合研修が軒並み実施してなかったですね。日本のオンライン研修もだいぶ安くなってきたので、IILよりもそちらが良いかも知れません。 本記事では最新のセミナー受講方法からCPE申請までの手順もまとめてみましたので、ご覧いただけると幸いです。


資格更新条件

認定された翌年から「3年間で60PDU(1PDU=60分)」の継続教育が必要となります。

  • 教育 ⇒ 35PDU以上(PMI登録教育機関(R.E.P.)、PMI認定のスタディ・グループ、 自習は上限なし)
    • 「リーダーシップ」     :8PDU以上
    • 「テクニカル」       :8PDU以上
    • 「ストラテジック&ビジネス」:8PDU以上
  • ギブバック(実務) ⇒ 25PDUまで(PMI知財の新規開発など、ボランティア活動、PM実務は8PDUまで)



PDU取得

有料、無料研修の紹介となります。

格安教育機関

  • NetLearning:約1000円/1PDU
  • projectmanagement.com:139$/1000PDU
    (PMI会費を支払うことで利用可能、非会員でも100タイトルは無料で利用可能)

無料教育機関

  • PM PodCastによる自習:60PDU以上
    (https://www.project-managementpodcast.com/pdu)
  • PM関連本の通読による自習:60PDU以上
    (www.projectmanagement.com)
  • PM実務8PDUまで

  • ISACA Webinar:時間数の制限なし(Webinars and Wirtual Conferences CPE quizzes are for members only. up to 36 free CPEs per year.Journal quizzes: Earn one CPE for each of six journals peryear-members only. 6 free CPEs per year.)
  • ISACA専門教育活動と会議:時間数の制限なし(ISACA 東京支部支部の月例会に出席の場合は、12回×2CPE/年間)
  • ISACAの理事会や委員会での業務(制限時間数:ISACA資格ごとに年間20時間)
  • abitusによる研修:$20/2CPE(最大17講座)

projectmanagement.comについて

PDUを取得する際に動画を見るにしても読書をするにしても、圧倒的にwww.projectmanagement.comを利用するのが良いと思います。そのメリットと PDU取得について説明します。

メリット

  • PMIのIDがあれば、自動的にSIGN INが実施される
  • webinarを閲覧すると、自動的にPDU-CLAIMが実施される
  • エビデンスを保管する必要がない。監査対象にはならない
  • セミナー登録とPDU申請手順は以下の動画を参照のこと

セミナー受講方法からCPE申請までの手順


通常のPMIにおけるPDU申請手順

PMIのWebサイトの[Dashboard>Report]より、PDUを申請します。以下は[PDUs Work as a Practitioner]を選択した場合の入力例になります。 それほど面倒なことはないのですが、projectmanagement.comとこれが自動的に行われることになります。


まとめ

教育機関による無料PDUを取得することは難しくなってきた半面、読書による無制限の無料PDU取得やPMI管理下のPDU取得(申請やエビデンス管理不要)ができるようになりました。 会社に勤めるている方で、PMI年会費を会社に負担してもらえるなら、PMIによるe-learningが手間が掛からないと思います。 そうでない方は、読書(podcastは、新CCRに適用できる)と、NetLearningを併用するのが良いと思います。

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